常総市立玉小学校への派遣事業
7月2日芸術家の学校派遣事業として、常総市立玉小学校に伺いました。
こちらの学校は2015年の鬼怒川水害の際に、浸水などの影響をかなり受けていたのですが、あれから3年が経ち街の様子もだいぶ元に戻り、そして子ども達の様子も明るくなってきました。
私たちNPO法人音楽ネットワークもその頃から毎年ずっとお世話になっていますが、こうして継続的に関わることで子ども達の成長も見ることができ、毎年とても楽しみに伺わせ頂いております。
今年度も、初回の授業として3〜6年生までを対象として授業を行ってきました。
3・4年生では今年度の派遣事業でピックアップしている「音を触る〜音の仕組み〜」についてをホースを使って体感してもらいました。
管楽器は文字通り「管」を使ってできた楽器なので、それぞれの楽器を見た後にホースを体験して、実際に音が出ると生徒からは「わーブルブルする〜」といった歓声が上がっていました。
続いて行われた5・6年生の授業では今年度の音楽発表会で演奏する「ルパン三世」「八木節」の導入を行いました。
この楽譜は、教科書に載っているものをベースに当法人の代表小林がこの学校オリジナルにアレンジしたものです。
去年までに使っていた楽譜を今年度は更にパワーアップしたのですが、最初の模範演奏では生徒のみんなが真剣に聞いてくれていたのが伝わってきました。
模範演奏に続いては、各楽器(パート)ごとにどんな音を出せば良いかを直接指導していきました。
どの生徒さんも真剣で、初めての授業とは思えない程、飲み込みが早く、いきなりではありましたが授業の最後にはみんなで合奏することもできました。
合奏はそれぞれが違うパートを担当するので、練習も難しくなりますが その分できた時の達成感は他では味わえないものだと思います。
また次回伺う際にもこの曲の指導を行うので、その時までどのくらい皆んなできるようになっているかが、今からとてもが楽しみです!!