新潟市立根岸小学校での学校派遣事業
2018年10月23日(火)。
新潟私立根岸小学校に学校派遣事業で伺いました。
今回は、今週末に迫った「学習発表会(文化祭)」に向けての直前の指導と新しく金管楽器を始める5年生の「楽器適正チェック」を行いました。
学習発表会に向けては、どの学年も学年ごとのカラーを出しながらの発表を行っており、歌や器楽合奏、ダンスや劇といった様々な演目があり、1~4年生までの指導を行いました。当日一日の指導の流れはこんな感じです。
始業前 全体合唱指導
1時間目 3年生(リコーダー・器楽)
2時間目 1年生(歌・器楽・ダンス)
3時間目 5年生(楽器適正チェック)
4時間目 2年生(歌・器楽)
5時間目 4年生(歌・器楽・劇)
合唱指導では、全校生徒が2部に分かれて「この星に生まれて」を歌っていました。当たり前ですが、年齢も体の大きさも異なる子どもたちがそれぞれの歌声で行う合唱は、それだけでこの時期にしかできない貴重な体験だと思います。
続いて行った各学年の指導の様子。
2年生は、2年生とは思えない美しくそろった歌声を響かせてくれました。
SMLXL
ゆずの曲に合わせてかわいらしく元気に踊る子どもたち。
「ひじを伸ばして!」
「声をもっと出して」
少しのアドバイスでも、子どもたちの踊りや表情がぐっと良くなっていくのを感じました。
5年生を対象にした「楽器適正チェック」では、教室の中を
・トランペット
・トロンボーン
・ベルリラ、指揮
・打楽器
の4つのブースにわけて、体験してもらいました。
それぞれ、専門の先生がついて指導することで「楽器の扱い方」「基本的な奏法」などたくさんの大切なことを学んでもらいました。
これから、希望通りの楽器になった人も、そうじゃない人も、みんなその楽器や音楽を楽しんでほしいと思います。
写真は、体験前のトロンボーンとトランペットのブース。
やはり、「学習発表会」というひとつの目標があると、子どもたちからも自然と熱意を感じやすくなり、指導にもつい力が入っていきます。
音楽は、歌でも楽器演奏でも、「誰かに聴いてもらうこと」で、初めて成立する芸術です。
学習発表会のように、誰か人前で発表し、拍手をもらう経験を通して、子どもたちにも認められる経験をどんどんしてほしいと思います。
週末の「学習発表会」がどの学年も成功するよう、心から願っています!